「春木で呉座います。」新名一仁さんゲスト回(島津氏特集)、本日20時より配信です

お世話になっております。本日20時よりYouTubeチャンネル「春木で呉座います。」にて、「【ゲスト:新名一仁(中世島津氏研究者)】どうする義久・義弘! 徹底解説:島津氏と秀吉・家康」を配信いたします。

 

『どうする家康』では影の薄かった島津氏ですが、
戦国時代ファンの間では、九州統一戦や朝鮮出兵での奮戦、
関ヶ原での敵中突破などの逸話で知られ、
「戦国最強」とも謳われています。

しかし歴史学界では、
島津氏家中の分権的な権力構造、未熟な家臣団編成などが指摘され、
豊臣秀吉徳川家康ら中央の統一政権との関係に苦慮する
後進的な大名という評価が普及してきました。

良質な史料が多数存在するにもかかわらず、否、
多すぎるがゆえに通史的・総体的な研究が進んでこなかった
戦国史島津氏の研究水準を一気に高めたのが、
今回のゲストである新名一仁氏です。

まとまりに欠ける島津氏がいかにして九州最大の戦国大名に成長し、
秀吉の九州征伐関ヶ原敗戦といった危機を乗り越えたのか。
新名氏は自らの研究成果を、
『島津四兄弟の九州統一戦』(星海社新書、2017年)、
『「不屈の両殿」島津義久・義弘』(角川新書、2021年)、
編著『図説 中世島津氏』(戎光祥出版、2023年)などの一般書で
分かりやすく提示しています。

本講義では、特に秀吉や家康との関係に焦点を当て、
島津義久・義弘兄弟の政治的動向について簡潔に御解説いただきます。
『どうする家康』視聴者はもとより、
戦国ファンの皆さんはぜひ御覧ください!


新名一仁Twitter
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