youtubeチャンネル『春木で呉座います』第1回「応仁の乱、徹底解説」のURLと資料

春木晶子さんと始めましたYouTubeチャンネル【春木で呉座います。(仮)】の配信告知をさせていただきます。

本日10/1(土)20:00より、私の講義「【呉座勇一の日本史講義】応仁の乱を徹底解説!」を下記URLより配信予定です。資料もこのブログに置いておきます。ぜひご一緒ください。

youtu.be

drive.google.com

 

また、先日の初回放送は、今朝からチャット欄のコメントが表示されるようになっております。みなさまのご参加、ご支援に感謝申し上げます。

ジェンダー・フェミニズムに関するカウンセリングにつきまして

以前、このブログでご報告しましたように、私は国際日本文化研究センター日文研)の指示でジェンダーフェミニズムに関するカウンセリングを受講いたしました。私は人間文化研究機構日文研の一連の処分は不当と考えておりますが、このカウンセリングを受講させていただいたことには感謝しております(処分前に受講させてほしかったとは思いますが)。

 

カウンセリングの先生は最初に「自分は更生という言葉は好きではない。Narrative based recovery、すなわち対話を通じて、自身の中にある主観的な思い込みに気づいてもらう手助けをするだけである」と語って下さいました。そもそもツイッターでの事件発生以来、この問題に関して話す相手が家族ぐらいしかおりませんでしたので、説教調ではなく私の話を真摯に聞いて下さった先生の態度にとても感謝しております。先生のおかげで私の偏見がどこから来たのか、なぜフェミニズムを揶揄するような発言を繰り返したのかを見つめ直すことができました。

 

カウンセリングはいったん終了しましたが、私は続行を希望し、また先生も「カウンセリングを続けた方が効果は高まる」と日文研に働きかけて下さいました。先生がご多忙のため、まだ再開できていないのですが、カウンセリングを通じてジェンダーフェミニズムに関する認識をより一層深められるよう努力いたします。

 

これまでのブログ記事でも述べております通り、人間文化研究機構との労働裁判、日本歴史学協会・オープンレターとの名誉毀損訴訟においても、私がツイッター上で女性差別的・女性蔑視的と解される発言を行ったことは認めており、この点は裁判の争点ではございません。カウンセリングを通じて私の発言の問題点を深く認識することができ、私の発言で心を傷つけられた方々に改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

 

ネット上では一連の訴訟を「ジェンダーフェミニズムとの闘い」とみなす言説が散見されますが、それは誤解であり、私の本意ではないことを申し添えておきます。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。

『歴史評論』編集部に対する公開質問状

歴史評論』編集部御中

 

 

呉座勇一です。

貴誌『歴史評論』2022年10月号に杉浦鈴氏の論考「多声的な歴史叙述のために――フィクション・フェミニズム・日本中世史」が掲載されました。

 

同稿では、私のツイッターでの不適切発言と、私の北村紗衣氏への謝罪・同氏と私との和解、私を非難する日本歴史学協会声明・オープンレター、それらに対して私が提起した名誉毀損訴訟について言及されています。これらの事実関係につきましては特に異論はございません。

 

しかしながら、「所属する国際日本文化研究センターによる懲戒処分を受けた」という記述には違和感を持ちます。

 

第一に、私に対する懲戒権を持つのは国際日本文化研究センターではなく、その上部機関である人間文化研究機構です。このことは人間文化研究機構の公式サイトにおいて公表されてもいます。

www.nihu.jp

資料確認の疎かな不正確な記述であると言えますが、かかる論文の貴誌への掲載を決定された理由をお教えください。

 

第二に、私は、ツイッターでの不適切発言を理由としたテニュア取り消しおよび懲戒処分を不当と考え、人間文化研究機構を相手取って地位確認等訴訟および懲戒処分無効確認訴訟を京都地方裁判所に提起しております(令和3年(ワ)第2712号 地位確認等請求事件および令和3年(ワ)第3080号 懲戒処分無効確認請求事件)。このことは報道されており、杉浦氏および貴誌編集委員が知らなかったとは考えられません(仮に知らなかったのであれば、致命的な資料の確認不足です)。私が提訴した事実を省き、あたかも懲戒処分が確定したかのように記すのは、誤解を招く不正確な表現と言わざるを得ません。

www.kyoto-np.co.jp

もし著者である杉浦氏が意図的に記述せず、貴誌編集会議もそれを是としたのであれば印象操作という批判を免れ得るものではないと考えますが、貴誌編集部がかかる論文の掲載を許可した理由をお教えください。

 

付け加えて申し上げるならば、学術雑誌『歴史評論』を発行している歴史科学協議会は、私の名誉毀損訴訟(令和4年(ワ)第883号 名誉回復及び損害賠償請求事件)の相手方である日本歴史学協会の有力な加盟学会です。この裁判に関して歴史科学協議会は客観中立ではあり得ませんが、杉浦氏の論考でこの点に関する言及はありません。

 

事実関係の正確な把握、客観的で公正な評価を重視する歴史学の権威ある学術雑誌である『歴史評論』において、何故このような不正確で不公正な論考が掲載されるに至ったか、公式の説明を求めます。

 

以上の質問に対し、貴誌奥付に記されている編集長の宮瀧交二氏以外の全ての編集委員の氏名を明らかにした上で、令和4年9月末日までに、誠実な回答を求めます。

回答先は、下記に記載されております私のメールアドレスまでお願いいたします。

御座候さんのプロフィール - はてな (hatena.ne.jp)

 

 

(9月19日19時20分追記)『歴史評論』編集長の宮瀧交二氏はオープンレターの署名者であるという指摘がネット上に寄せられました。

 

次回期日

令和3年(ワ)第2712号 地位確認等請求事件(人間文化研究機構

令和3年(ワ)第3080号 懲戒処分無効確認請求事件(人間文化研究機構

⇒10月13日(木)午後1時半 web期日(京都地方裁判所 第6民事部合議はC係)

『週刊SPA!』で連載開始しました

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお「寛政の改革(1987)」は誤植で正しくは「寛政の改革(1787)」です。

失礼いたしました。