「春木で呉座います。」大石泰史さんゲスト回(駿府城特集)、本日20時より配信です

お世話になっております。本日20時よりYouTubeチャンネル「春木で呉座います。」にて、「【ゲスト:大石泰史(大河ドラマ古文書考証)】『どうする家康』を味わいつくす! ここまで分かった駿府城!!」」を配信いたします。

 

NHK大河ドラマ『どうする家康』もいよいよ終盤に入りました。 徳川家康は天下人への道を突き進んでいます。

 

関ヶ原合戦に勝利した家康は、 慶長8年(1603)に征夷大将軍に任官しますが、 2年後には息子秀忠に将軍職を譲ります。 ただし家康は最高権力者の座は維持し、 慶長12年にはかつて居城としていた駿府城に移り、 「大御所政治」を展開します。 ヨーロッパ諸国の使節たちは駿府城の豪壮さに驚き、 「皇帝」家康が住む「首都」と表現しています。

 

さて家康が晩年を過ごした駿府城に関しては、 2016年から6年間かけて行われた天守台の発掘調査などによって、 多くの発見が得られました。 考古資料と絵図・文献資料を突き合わせることで、 これまで謎に包まれていた駿府城の全貌が明らかになり、 天正期・慶長期・家康没後の規模・機能の変遷が注目されています。

 

また、駿府城跡を含む周辺地域の下には、 「駿府城内遺跡」と呼ばれる遺跡が広がっています。 この駿府城内遺跡では、これまで多くの発掘調査が行われ、 弥生時代から中世までの各時代の痕跡が確認されてきました。 その成果により、家康による駿府城建設以前から、 この地域が一貫して静岡の中心であったことが解明されつつあります。

 

現在、

静岡市歴史博物館で企画展「駿府城徳川家康」(10月28日(土)~12月10日(日))、

静岡市美術館でNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」(11月3日(金・祝)〜12月13日(水))、

静岡市立登呂博物館で企画展「アンダー・ザ・駿府城」 (9月23日(土)〜11月19日(日))

が開催中です。

 

そこで本番組では、 『どうする家康』古文書考証の大石泰史先生をお招きし、 これらの展示のみどころをご紹介いただきつつ、 駿府城に関する最新の研究成果をご教示いただきます。 本番組で予習復習をして上記展示を見学すれば、 『どうする家康』をより楽しく視聴できること請け合いです。

 

下記リンクよりぜひご一緒ください。

www.youtube.com

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